こんにちは、ついに重い腰を上げて「ベルリンマラソン」の完走記録を書こうとしているダメリーマンです。
この時期は定期的にマラソン大会の出場も控えており、それらの完走記が先にアップされるという事態となっている為、ここらで軌道修正をかけてベルリンマラソンを筆頭にベルリン旅行の記事に集中して行きたいと思います。所々で他のマラソン大会の完走記なども入ってきますがご了承下さい。
さて今回は上記でも宣言した通り「ベルリンマラソン」の完走記をアップしたいと思います。
ベルリンマラソン
兼ねてから走りたいと思っていたベルリンマラソンはご存知の方も多いと思いますが、WMM(ワールドマラソンメジャーズ)世界6大大会の1つの大会で、世界的にも大人気の大会ですので毎年エントリーは抽選となります。
他のWMM大会の抽選に比べれば抽選倍率も低いと言われておりますが、私ダメリーマンは3年連続で落選しております。なのでこのまま毎年抽選に参加しても当選する予感がしなかったものですから、出走権を購入してしまおうと思いお金で解決しました。(←正規の方法です)
他の大会でも旅行代理店が出走権を販売している事も多く、このベルリンマラソンに関しても旅行代理店が出走権の販売を行っております。旅行代理店によって色々と条件はございますが、ベルリンマラソンの出走権に関しましては他の大会に比べて比較的安価で購入する事が出来ますので、抽選に中々当選しないでモンモンとされている方はこの際出走権を購入してしまっても良いかと思います。
その出走権の取り扱いを行っている旅行代理店は日本でもお馴染みのH.I.S.のロンドン支店なので言語も日本語対応で申し込めますので安心です。
申し込み方法の記事もございますので合わせてご確認下さい。
ベルリンマラソンの開催時期は毎年9月末の最終日曜日で2020年大会は9月27日(日)の予定です。一般エントリー期間は2019年10月1日~10月31日までで抽選発表は11月27日以降登録したメールアドレスにて当落の結果が届きます。
ベルリンマラソンEXPO
さてお金で買った出走権でベルリンマラソンに出場する事が決まったダメリーマンは、まずベルリンに到着してから大会の前日までに大会受付を済ませなければなりません。これは参加されるランナー全員が必要な事なので必ずEXPO開催の期間中に受付をして下さい。受付をしないと大会には参加出来ません。
EXPO開催場所は毎年「テンペルホーフ空港跡地」となっており、恐らく来年も同じ場所で開催されると思います。
アクセス方法はUバーン(地下鉄)のU6(色は紫の路線)のプラッツ・デア・ルフトブリュッケ駅で徒歩約5分となります。地下鉄の乗車時間はベルリン中心部の駅から約10ぐらいですので近いです。
会場内は様々なメーカーの出店ブースが並んでおり、物によっては店舗で購入するよりも安く購入出来るアイテムもございますのでマラソングッズを物色しているだけでも楽しめます。
そしてメインの受付ですが、会場内に入ってからそれなりに歩く事になりますが案内表示や皆が移動している方向を確認しながら進めば辿り着けます。(←雑ですみません。でも案内は分かり易いので迷う事はないと思います。流石WMMの大会です。)
受付に入る手前に出場するランナーである事を確認する為にセキュリティチェックがあります。この時に身分証明書のパスポートとエントリーを完了した時のバウチャーが必要になりますので忘れないようにして下さい。その時に左もしくは右手首にリストバンドを装着するので大会終了まで取り外さないようにして下さい。今年の東京マラソンも同様のリストバンドで対応しておりましたね。
その先に進むと出店ブースが立ち並んでおり、物色しながら受付に向かいます。結構混雑しておりますので時間帯にもよりますが時間が掛かります。私が受付に行った時間は土曜日のお昼11時過ぎ頃でしたが受付完了までに30分ぐらい待ったと思います。
受付ではエントリー完了後のバウチャーとパスポートの提示で受付完了となります。レースキットを渡されますのでゼッケンや計測チップなどの確認を行っておきましょう。
エントリー時にフィニッシャーズTシャツやその他のアパレル商品の購入を希望された方はゼッケンに引き換え用の帯が付いておりますのでEXPO内に引き換えブースがございますのでそこでお受け取り下さい。
EXPO内は混雑しておりますので時間に余裕を持って行く方が良いと思います。出店ブースも色々と目移りしてしまいます。それでも私がEXPOにいた時間はトータルで2時間ぐらいだったと思います。(←ベルリン観光したい為、早めに切り上げたつもり)
スタート地点までのアクセス【大会当日】
スタート・フィニッシュ地点は同じティーアガルテンの公園内となります。最寄りの駅から会場まで徒歩約15分で大会当日は進入禁止エリアもございますので、案内図を確認して行動するようにして下さい。
私はポツダマープラッツ駅から歩きましたが15分ぐらいでした。同じランナーの方も多くおりますので、道に不安な方はついて行けば辿り着けますのでご安心下さい。
大会当日は大会ゼッケンを付けていれば朝から夜まで公共交通機関がチケットなしで利用出来るので活用してみて下さい。
ベルリンマラソン完走記
大会当日はスタート時間1時間前に会場に到着するように移動した結果、丁度良い感じで準備が出来ました。
トイレの設置台数も多くて多少は並びますが、スタート前に2回行きました。荷物預けはゼッケン番号毎のブロックに分かれおりますので、会場内の案内版で自分の番号のブロックを確認して預けます。フィニッシュ後の受け取りも同じ場所でゼッケンを提示して受け取ります。
スタート前の会場は混雑しているかと思いきや、それほど混雑している感じはなく、スタートブロックまで到着するのにトイレ待ちも含めストレスを感じる事なくスムーズに行けたと思います。
スタート時の天候は曇りでしたが、スタートしてから暫くすると雨がパラパラと降りだしてきました。気温は寒くもなく若干高めに感じましたが走り易い気候だったので前半から突っ込み過ぎた感はあります。
入りの1kmは混雑もありますのでキロ7分でしたが2km以降はキロ4分20秒台で当時の自分の実力から考えても飛ばし過ぎですね。
何故に前半からこんなに突っ込んでしまったのか思い返してみると、ベルリンのコースが本当に素敵過ぎるんですよね。特に沿道の応援が最高にテンションを上げてくれて気持ちがノリノリで物凄く楽しくなってしまったのです。沿道では各国の国旗を振って応援していたり、様々な言語で応援している声が耳に入ってくると、本当に大きな国際大会なんだなぁ~と改めて実感したりと。
また沢山の子供達がハイタッチを待っているので、前半は結構な頻度でハイタッチさせて頂きました。あとスーパーマリオのキノコの絵とか(笑)←海外マラソン大会で良く見る光景。
そんなこんなでハーフ地点までノリノリで楽しんできたベルリンマラソンですが、前半ハリキリ過ぎた付けは当然後半に回ってきます。20km~30km区間はキロ4分30秒~40台まで落ち込み、その後も何とか粘るも35km地点ではキロ5分まで一気にダウン。雨も本降りとなり、こうなるともう完全に後は苦行との戦いになるわけで、失敗レースの良い例ですね。
最後の2kmは更に落ち込み身体的にも苦しかったです。「結果は3時間18分」フィニッシュタイムだけ見ると苦しかったけど、タイムはそれなりでしたので悪くはなかったのかな?と思います。フィニッシュ後は雨が本降りでむちゃくちゃ寒くて苦行は続くよどこまでも・・・。着替えが終わるまで大変でした。
まとめ
こうして念願のベルリンマラソンを完走したわけですが、やっぱり海外でのWMMの大会はテンションが半端なく上がりますね。シカゴマラソンの時もそうでしたけど、楽し過ぎてペースが掴めないのが今後の課題でもあります。
でも折角海外まできてマラソン走っているのですから楽しまないと勿体ないという気持ちも強く、WMMの大会で自己ベストで走る事は自分には無理なのかもしれません。
うん、それで良いと思う。(笑)