こんにちは、今年もシンガポールマラソンにチャレンジする事にしたダメリーマンです。毎年大会中に走っている時は、来年はもうやめようと思いながら死にもの狂いで走っているのですが、この時期になると今年の大会もやっぱり参加しないとなぁ~、なんて半分使命感に燃えており、一種の中毒症状なのかもしれません。(笑)
そんな今年のシンガポールマラソンは5月29日(水)からエントリーが開始されたのと同時にビッグニュースが飛び込んでまいりました。そのビッグニュースとは「ワールドマラソンメジャーズ」通称WMMの7大会目の候補地として名乗りが上がりました。
この情報は公式ツイッターでも発表があり、WMMの仲間入りに向けて今年の大会は非常に力を入れているのが伝わってきました。
去年の大会から車椅子の部が新設され、DAZNでもストリーミング配信されたりと、実はかなり前から着々とWMMを目指して大会を運営されてきたのだと思います。
今年のエントリー時期も例年に比べて一ヶ月遅く、エントリー開始時にはフェイスブックでLIVE映像が配信されWMM担当者との中継も行われるなど本格的な参入が期待出来そうな予感です。
現時点ではまだ何も決まっていない為、今後WMMに追加されるかどうかは分かりませんが、シンガポールマラソンがWMMに参入出来る可能性について考えてみました。
ワールドマラソンメジャーズ
市民ランナーの憧れでもあるワールドマラソンメジャーズはご存知の方も多いとは思いますが、現在6大会設定されておりニューヨークを始めシカゴ・ボストン・ベルリン・ロンドン・東京になります。
どの大会も世界的に大変人気の高い大会で全て抽選方式での参加受付となっております。そんな6大会の中にシンガポールマラソンが7大会目として入る可能性が出てきました。
公式ツイッターでも発表があったように、まだ決まってはおりませんが今年の大会が基準となり審査対象になる予定だと思いますので2019年大会は開催日程やスタート時間が例年と比べて大幅に変更となりました。
今年のシンガポールマラソンについて纏めた記事もありますので合わせて参考にしてみて下さい。
しかし、どういうわけか公式ツイッターのコメントが消去されており、この話は現在なかった事になっておりますがWMM参入に向けて努力しているのは確かだと思います。
なので実際の所はまだ何も決まっていないのではっきりとした事は記事が削除されているので言えないというとことなのでしょうか。
シンガポールマラソンがWMMに入る可能性
シンガポールマラソンがWMMに入る可能性としては大会規模を見ても十分にあり得る話だと個人的には思います。
ただ東南アジア地域の大会は年中暑いのでマラソンには適していません。なので去年までのスタート時間は早朝4時30分で少しでも涼しいと思われる時間帯での開催でした。エリートランナーは陽が昇る前にゴール出来ますが市民ランナーは後半灼熱の太陽が照り付ける中でのレースになるので、かなり過酷なレースになります。
日本でも真夏に北海道マラソンが開催されますが、シンガポールに比べてば全然涼しい部類に入りますのでシンガポールマラソンを初めて参加される方はそれなりの準備が必要です。
今年からはスタート時間が18時となりましたのでサンセットタイムに合わせての開催となりますので早朝スタートの時との違いを比べてみたいと思います。恐らく後半は割かし楽に走れるのではないでしょうか。
そんなスタート時間を上手く設定出来ないない辺りがデメリットにもなりそうですね。仮にWMMに参入した場合は世界から様々なランナーが集まります。暑すぎて体調不良で走れなかったり、救急車の出動や完走率の低下が懸念されると参入は難しくなると思います。
これらのデメリットを除けばとても素晴らしい大会ですので運営側の努力次第では可能性も更に上げる事が出来るのではないでしょうか。
WMMにもう一つ名乗りが上がっている成都国際マラソン
少し前のニュースで中国本土での成都で開催されている「成都国際マラソン」がWMMに参入するという話がございました。
こちらの大会も決まったわけではないので、今後の大会運営を見ながら最終的に決まるものだと思います。
同時に2大会がWMMに追加される可能性は何とも言えませんが、どうせ追加するなら2~3大会ぐらい増やしてしまった方が後付で追加して行くより良いのかなぁ?なんて思ったりもします。
ただ現在6大会を目指して走っている私からするとシックス・スター・フィニッシャーの称号が欲しいので、これを達成する前に大会が7とか8に増えてしまったらこのシックス・スター・フィニッシャーに称号が貰えないという、ちょっと残念な結果にもなるので正直複雑でもあります。
ワールドマラソンメジャーに相応しい大会
個人的には上記のWMMに参入の可能性がある2大会よりも相応しい大会がございます。これは飽くまでも個人的な意見で、大会の優劣をつけるわけではありませんのでご了承下さい。
シドニーマラソン
シドニーマラソンは毎年9月下旬に開催され、気候的もとても良い時期の大会です。スタート地点からハーバーブリッヂを渡りフィニッシュが世界遺産のオペラハウス目がけて走り抜けるコースとなっております。
毎年多くのランナーが参加しており国際陸上連盟よりゴールドラベルの大会として認可されております。
恐らくWMMに申請すれば十分に参入可能な大会なだけに勿体ない気もします。
エントリー期間は大会の前日まで受付ておりますので、誰でも気軽に参加出来るのが魅力的です。ただWMMとなるとこのようなエントリー方法では多分NGだと思いますので、その辺りがネックなのかもしれません。
香港マラソン
こちらの大会もゴールドラベルで申し分ないと思います。毎年大人気の大会でエントリー数が多い為抽選の大会となります。
開催時期は毎年1月~2月の間で気候も暑くはなく走り易い時期の大会です。
コース設定は9割が高速道路を走るコースで走り易いのですが、景色が同じような感じでやや面白味にかける辺りがちょっと難しいのかな?と思います。
思い切ってコースを観光地よりに設定すればWMMの参入の可能性は上がるのかなと思います。
※上記のシドニーマラソンと香港マラソンに関しましては自分で走ってみて感じた事ですので全くの個人的な意見でございますので、飽くまでもWMM参入を妄想してみた結果です。
まとめ
果たして今後どのような形でWMMの大会が増えていくのか興味がありますね。その一方で毎年特に抽選もなく参加出来ていたシンガポールマラソンがその内抽選の大会となり、抽選から外れると参加出来なくなると思うとちょっと寂しくもあります。
今年で6回目のチャレンジとなるシンガポールマラソン。当然苦しいとは思いますが、毎年走れる事に感謝して頑張りたいと思います。