こんにちは、先日の記事で東京マラソンの天気について取り上げましたが、ここにきて大会当日の天気は午前中は曇りで夕方から雨が降る予報と変わりました。ただこの時期は天気も不安定な為、絶対に雨が降らないとは言い切れないので準備だけはしっかりしておきましょう。
さて、今回はいよいよ明後日に迫ってきた「東京マラソン2019」完走しようぜ!企画も大詰めを迎えており、初めてマラソンを走られる方はどんなに良い準備をしてきても不安は払拭されないと思います。
リラックスしろと言う方が無理な話で、少しでも完走に近づける気持ちの持ち方や辛い時の対処方などを自己流ですが紹介したいと思います。
スタートブロックは前方をキープしよう
最近では殆どの大会で採用されておりますスタートブロックですが、東京マラソンに於いてもランナーの走力に合わせてスタートブロック分けがされております。
前方のABCDぐらいまでのランナーであればスタート時間のロスタイムも数分で済むとは思いますが、後方になればなるほど号砲スタートからスタートライン通過までに時間が掛かります。
完走がギリギリになりそうなランナーの方は出来る限り自分のブロックの先頭に並ぶようにして少しでも前でスタート出来るよう早めの準備を行い、整列開始時間と同時にスタートブロックに整列出来るようにしておきましょう。
1分1秒が結構大事になります。そうです、スタート前から1秒を削り出す努力をしておきましょう。
エイドステーションでは止まらずに前に進もう
エイドステーションで補給をする時は、どうしても止まりがちになりますがここは止まらずに歩きでも構いませんので、水分補給と給食は歩きながら採るようにしましょう。走れる余裕のある方は引き続き走りながら補給をしましょう。
そうです1歩でも前に進むのです。その1歩が最終的には数百メートルも変わってきますので紙コップと給食を頂き歩きながら補給をしましょう。
止まってしまうと折角スタートで1分1秒を削り出したのが水の泡となってしまいます。1歩進む事で確実にゴールに近づいてます。
目標物を決めて走ってみる
後半辛くなってくると歩きたくなる欲求にかられると思います。一度歩いてしまうと気持ちが切れてしまう事が多く、再び走り出しても直ぐに歩くようになってしまいます。
少しでも余力があるようでしたら、歩くのはお預けで自分で遠くに見える目標物まで走ろう!と決めてゆっくりでも良いので走りましょう。そしてその目標物に到達したら更に先にある目標物を決めて走ります。
もしくはエイドステーションを目標地点として、エイドステーションで補給中は歩いてもOKなどと自分のルールを作ってみるのも良いと思います。
ちなみに自分の場合ツライ時は電信柱の数を数えてます。(笑)
パワーソングを思い出そう
パワーソングってなんぞや?って話ですが、勝手に私が決めたワードです。(笑)音楽って人に力や勇気を与えやすく、メロディーから歌詞の内容も含め力を引き出してくれる効果があると個人的には思っております。
そうです、甲子園の応援やサッカーの応援など、有ると無いとでは選手達のパフォーマンスにも影響は少なからず出てきますよね。
我々ランナーも沿道の応援を力にする事も出来ますし、ツライ時は自分に力や勇気を与えてくれる楽曲を幾つかピックアップしておきましょう。
大会前日や大会当日会場に向かう時に自分のパワーソングを聴いて気分を高めておくのも良いと思います。
定番の楽曲というと「負けないで」とかですかね?後は「それが一番大事」とか?
私の最近のおススメは「A・RA・SHI」です。
ちなみに、過去にパワーソングを紹介した記事がありますので参考にしてみて下さい。
マラソンは自分一人じゃない
マラソンって個人競技ですし、孤独な印象も受けますが我々市民ランナー同士は皆仲間です。一緒に同じ大会同じ場所、同じペースで走っている仲間を意識してみて下さい。苦しくなったら、自分の周りにいるランナーも同じ苦しさで走っているのだと。
後半は周りのランナーの顔ぶれも同じになってきますので、同じぐらいのペースの方と勝手に切磋琢磨ごっこをしてみましょう。もう、なんなら迷惑でなければ少し話してみても良いかもしれません。
お互いで鼓舞し合う事で苦しさも紛れると思いますので、「キツイっすねー、後少し頑張りましょう」ぐらいの言葉はアリだと思います。ただそれどころではない方もいらっしゃいますので、何となく雰囲気で察して話てみましょう。
まとめ
今更走り込みに精を出した所で結果は変わりませんので、後はレース中に折れない心を持つ事が大切です。気持ちって意外と簡単に折れます。なので絶対に完走してやるぞ!と強い気持ちがあれば、それだけでも推進力になりますので力み過ぎずに沿道の応援から力を借りたり、パワーソングを頭の中でループさせたりして潜在能力を引き出してみて下さい。
また、沿道でハイタッチをして応援されている方を見かけたらハイタッチをしてみて下さい。その区間だけも元気が出ますし、何故かスピードも上がってます。(笑)
ただ自分の近くにハイタッチ応援者がいない場合は無理して移動してまでハイタッチするのはリスクがあります。飽くまでも近くにいた場合のみハイタッチしてみて下さい。
最後に、何を好き好んでマラソンを走るのか?ただ辛くて苦しいだけではないかと、考えるのではなく折角チャレンジするなら苦しい中でも楽しむ気持ちを忘れないで欲しいと思います。
ファイトでーす!!