こんにちは、7月に入ってから涼しい日が続いておりマラソン練習に精が出ているダメリーマンです。やはり涼しいと走っていても気持ちが良いですし、暑い時と比べてスピード練習も効率的に出来ていると思います。本当は暑い時でもスピード練習は追い込めるのが良いのですが、最近少し甘えが出ているのかもしれません。
今回は、そんな暑い時と涼しい時の「走りの質」について個人的な見解にはなりますが纏めてみたいと思います。
気温によって変化する走りの質
殆どの方がそうだと思いますが、暑い夏に比べて寒い冬のシーズンの方がマラソンタイムが良いはずだと思います。冬よりも夏の方がタイムが良いよ、なんてランナーはどこを探してもいないですよね。
気温や湿度が高い夏は寒い冬に比べて走りのパフォーマンスが悪く、身体が脱水状態になりやすいので夏場の練習やレースは気を付けなければいけません。
ではどのぐらいのパフォーマンス低下が表れるか私個人で実験も踏まえてレースで確認する事が出来たのでご紹介致します。
ハーフマラソンでの比較
今回の比較対象として6月に参加した3大会で確認して行きたいと思います。この3大会の中で1大会だけ暑~い地域で開催されたプノンペン国際ハーフマラソンでデータを取る事が出来ました。
残りの2大会は国内でしたので丁度同じ時期に記録出来たのも良かったですね。
まずはプノンペン国際ハーフマラソンのデータですがフィニッシュタイムが1時間41分30秒となります。気温は28度でプノンペンにしてはやや涼しい状態でのスタートでした。ただ心拍数のゾーンのデータは3分の1はゾーン5で走っているので体感的にも一番キツイレースだったのは間違いないです。
次に比較したい国内大会の結果ですが、先日参加しました柏の葉キャンパスマラソンフェスタのデータで比較をしてみたいと思います。フィニッシュタイムは1時間33分35秒で気温が19度でした。心拍数のゾーンは殆どがゾーン4となっており、上記のプノンペン国際ハーフと比べても全然違うのが分かります。
そして6月1発目に走った二子玉川マラソンのデータがこちらになります。フィニッシュタイムが1時間34分28秒で気温は18度。心拍数のゾーンは3分の1がゾーン4でした。
上記の記録を纏めると・・・
6月16日 プノンペン国際ハーフマラソン 気温28度 1時間41分30秒
6月29日 柏の葉キャンパスマラソンフェスタ 気温19度 1時間33分35秒
6月9日 二子玉川マラソン 気温18度 1時間34分28秒
気温が10度低いだけでこれだけのタイム差が出ております。どの大会も6月開催ですので自身のポテンシャルもそれほど変わりはないと思います。
また心拍数のゾーンも暑いプノンペンに比べて、涼しい日本国内では大きく上がる事がなかったので、これはただサボっていただけなのか?プノンペンでは野犬にビビッて心拍が上がったのかは分かりませんが、一番大きな要因としては気温にあると思います。
それにしても気温10度差でここまでタイムに差でるのはいただけないのでこの差を少しずつでも埋めて行けるように暑い中でもしっかりパフォーマンスを上げて結果が出せるようにして行きたいですね。
まとめ
偶々今回は3大会共に6月開催で且つ暑い地域での大会にも参加する事が出来たので、上手く比較出来て良かったと思います。
上記の3大会の記録はどの記録も自己ベストには全然届きもしないタイムですので、正直参考になるのか分かりません。そして今の実力が現在のタイムで示されていると思いますので過去の記録に囚われる事なく練習を続けて行ければと思います。
今回はあくまでも個人的な分析と記録ですので人によって個人差は出てくるとは思いますがご了承下さい。