こんにちは、今年1月のフィリピン渡航を最後に今後渡航の予定がないダメリーマンです。国内移動ですら個人的には自粛しておりますので、そろそろ気持ち的にもリフレッシュしたくなってきました。
毎回このような冒頭の出だしで何だか暗い感じになりがちなので、もっとポジティブに気持ちを切り替えて行きたいものです。
さて今回は、去年ドイツに渡航した際にベルリンとドレスデンとチェコを周遊した時の観光スポットとそのアクセス方法について紹介して行きたいと思います。
まずはドイツとチェコの国境を船で渡ってから向かう「プレビッシュトアー」をご紹介致します。
ドレスデンからチェコの国境まではSバーン
ドイツはドレスデン観光の計画を立てながらグーグルマップを見ていたらドレスデンからチェコまでは意外と簡単に行けるのでは?と思い調べてみたらやはり近い事が判明し、折角なのでチェコにも行ってみる事にしました。
チェコと言ってもプラハなどの都市部ではなく山奥の辺鄙な田舎街なので大自然に囲まれております。その自然を肌で感じる為、山頂にある観光スポット「プレビッシュトアー」を目指しました。
下の地図で見るとドィツとチェコの国境付近の国立公園になります。
まずドレスデンからプレビッシュトアーに向かう場合はドレスデン中央駅からSバーンに乗車します。乗車する鉄道は「S1」のSchona(シェーナ)行きになります。プレビッシュトアーの最寄りの駅もシェーナ駅になりますのでS1の終点まで行く事になります。
チケットは券売機でも購入出来ますが、今回初めてのドレスデンという事もあり有人窓口で購入致しました。購入の仕方もいたって簡単で「シェーナ駅まで行きたいのですが往復チケット下さい。」と説明するとドレスデンの公共交通機関で利用出来るお得な1dayチケットを勧められました。
このチケットは1日ドレスデンの鉄道・バス・トラムなどが乗り放題となるチケットで価格は14ユーロです。この1dayチケットでシェーナ駅まで行けますし、途中下車もし放題なので迷わず1dayチケットは買いですね。
運行ダイヤは30分から1時間毎に1本となっておりますので乗り遅れると時間帯にもよりますが1時間待つ事もありますので、事前にダイヤを確認しておきましょう。
駅にはそれぞれの鉄道に合わせた時刻表が用意されておりますので1部貰っておくと便利です。ドレスデン中央駅からシェーナ駅までの直通S1の乗車時間は約40分~50分です。
プラットホームにチケットの打刻機がありますので乗車前に忘れずに打刻しておきましょう。
車窓の風景も最高なので見ていて飽きないのでシェーナ駅まで意外とあっという間の時間でした。
ドイツとチェコの国境を渡し舟で渡る
終点のシェーナ駅に到着するとラベ川沿いに渡し舟の桟橋がございます。
ここで渡し舟に乗ってドイツとチェコの国境を越えてチェコに入国します。ここの国境は出入国審査や手荷物検査などはございませんので自由に行き来は出来ますが、我々外国人旅行者なのでパスポートは持っておきましょう。
渡し舟は鉄道のダイヤに合わせて行き来しておりますが、桟橋に船が到着していなくても向こう岸から直ぐに来れるので待ち時間は長くても10分ぐらいだと思います。
渡し舟の料金は片道1.5ユーロでチェコの通貨クローナでも乗船する事が出来ます。乗船時間は5分程であっという間にチェコに到着です。
プレビッシュトアーを目指します
難なくチェコに入国していざプレビッシュトアーを目指します。
基本ハイキングコースというか軽い登山になりますので靴はスニーカーを用意しておきましょう。また山頂付近は風が強いので夏場でもない限りはウインドブレーカーなど用意しておくと良いと思います。私は10月前半に行きましたが山頂は風も強く寒かったです。
プレビッシュトアー含めこの地域はフジェンスコという街で山に向かって小さな集落となっております。所々にペンションのような宿泊施設が立ち並んでおり、自然豊かな観光スポットになっております。
山に向かって行くにつれて大きな岩肌が見え隠れしており、岩の大きさは規格外のサイズのものばかりで圧巻です。
登山道までは歩いて行きましたがバス停もあったのでバスで行く事も出来そうです。ただゆっくり歩きながら自然を満喫したいなら登山道までそれほど距離もないので徒歩がおすすめです。小川のせせらぎや鳥の鳴き声、風が通り抜ける音など雄大な自然を楽しむ事が出来ます。
登山道まではアスファルト舗装の歩道となっており、登山道に入るといよいよ山らしくなってきます。勾配はそこまで急な斜面もなく日本で例えるなら高尾山ぐらいのレベルだと思いますので重装備は必要ありません。
途中案内看板などを見ながらゆっくり登っても山頂まで1時間ぐらいで到着出来ます。山頂に到着して更に先に進みたい方は入場料が3ユーロかかります。ここではレストハウスなどの施設もあり食事休憩も出来ます。周囲の散策も出来ますので折角ここまで来たなら入場しておきましょう。但し営業時間が10時からとなっておりますので朝早く行っても開いてませんのでご注意下さい。私は9時30分頃到着してオープンするまで周囲を探検していました。(笑)
山頂がオープンしてから周囲を散策しますが兎に角風が強いので持ち物や足元に注意しながら歩きましょう。所々で断崖絶壁となっておりますのでくれぐれもご用心下さい。
一通り散策が終わってレトロ雰囲気のレストハウスでティータイムです。冷えた身体を温めてから下山します。
時間が経つにつれて登山客もちらほら登ってきますので、挨拶を交わしながら下山します。当然登りよりも下りの方が早いので約30分で下山する事が出来ました。
丁度お昼前の時間という事もありフジェンスコの街もカフェやレストランがオープンしておりましたが、次の目的地に急ぐ為お土産のみ購入して渡し舟を利用してドイツ側のシェーンに戻りました。
時間に余裕のある方はフジェンスコの街でチェコ料理のメニューなどもありましたのでゆっくり食事を楽しんでみては如何でしょうか。
まとめ
ドレスデンに行くならついでにチェコにも行ってしまおうと思ってしまうぐらい、国境を越えるのが好きなので今回も国境越えの思いが叶いました。(笑)
過去にも色々な地域で国境を越えてきたのですが、ドイツからチェコはイミグレーションが無かったので国境を越えた感はありませんでしたが、中々の僻地でしたので十分に楽しめたことは間違いないです。ましては登山までしましたから。(笑)
本当であればもう少しチェコでゆっくりしたかったのですが、次の目的地のバシュタイゲビートに行く予定なので、午前中でチェコのフジェンスコ観光は終了となります。
午後はドイツ側に戻ってバシュタイゲビートの山に登ってきました。こちらの記事も近日中にブログで公開致します。