こんにちは、映画の試写会が当選したので仕事を休んで観に行くダメリーマンです。最近はどこの会社も働き方改革みたいな事を実施しておりますので、私個人的に働き方改革を勝手に行った次第です。
特に休んだからと言って厳しく追及される事もないので、適度に仕事の調整をしながら良心的なやり方でお休みをしております。
まぁ何はともあれ合理的な仕事の進め方が好きなダメリーマンですからメリハリ命でやってます。
さて今回は昨日に引き続き車ネタで申し訳ございませんが、車ネタで推します。偶々ボンネットを開けた時にABSのヒューズボックスが目に入りましたので、そのABSについて少しお話しをしたいと思います。
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
これ良く勘違いされ易いのが、「エアバック・システム」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
車との接点が無ければ別にどーでもいい話ですし、車の免許を持ってなければ別に知らなくても生きて行けますのでご安心下さい。
まぁ普段車を運転する方でも、現在の車の安全性能は数年前に比べると格段に上がっておりますのでABSを知らなくても別に問題は無いと思います。
ABSって何なのさ?
先程のタイトルでも記したように「アンチロック・ブレーキ・システム」と言います。このシステムは昭和時代古い車には装着されておりません。
簡単に説明すると「アンチロック=ロックさせない」ブレーキのシステムです。そして何をロックさせないか?ですよね。タイヤです。
ABSが作動する条件として急ブレーキをかけた時に自動的にタイヤがロックしないように動作します。中々急ブレーキを掛けるシチュエーションにはならないと思いますが、おもいっきりガツン!とブレーキを踏むとブレーキペダルが少し反発するような動作が足にも伝わります。同時に作動中はカリカリカリという音も聞こえます。
このようにしてABSはタイヤのロックを回避させて制動距離の短縮と車のコントロールを出来るようにしてます。
タイヤってロックしたらダメなの?
はい、ダメです。
急ブレーキを掛けた時にタイヤがロックしてしまうと制動距離が伸びてしまいます。またタイヤのロック中はハンドルのコントロールが効きませんので、もし前方に障害物があればそのまま突っ込みます。
そんな時ABSでタイヤのロックが回避出来れば、ハンドルで障害物を避けたり制動距離が短くなるので、障害物に当たる前に止まる事が出来ます。
但し明らかにスピードの出し過ぎで突っ込んだ場合はいくらABSが作動した所で意味がありませんので、常に安全運転を心がけましょう。
※雨の日などは晴れの日に比べて制動距離も伸びますので、ちょっと強くブレーキを踏んでもABSが作動する事もあります。またマンホールの上などをブレーキを踏みながら通過してABSが作動したりする事もありますが慌てる事はありません。しっかり車を止めてあげましょう。
ABS非装着車
かなりふるーい昭和の車はABS装置が付いていないのが殆どです。
また車のレースの世界ではABSは採用されていなく、自らの足がABSとなる「人間ABS」でブレーキングをしております。プロドライバーともなると機械よりも人間の足の感覚でのブレーキングの方が精度が高いのでABSに頼る事がありません。
そして私の愛車でもインテグラタイプRにもABSは付いているのですが、サーキット走行や競技に出場する際にはABSをカットします。カットの仕方は簡単でABSのヒューズボックスの中のこの赤い10番のヒューズを抜けばABSはカットされます。
確認方法はフロントパネルにABSのランプが点灯していればカット出来ております。
※サーキットから出て街乗りに戻る際には必ずヒューズは戻して下さい。
現在市販で販売されている車においては高性能なABSが装備されておりますが、飽くまでもブレーキ補助の役割としてますので、ABSに頼るような運転の仕方はしないようにして下さい。また故意にABSをカットするような事も絶対にしないで下さい。
まとめ
ABSは飽くまでもブレーキ補助の役割として考えて頂ければと思います。ABSが常に効いているような運転は非常に危ない危険行為となりますので、法定速度・道路交通法を守り快適なドライブを心がけて下さい。
またサッキート内は一般公道ど違い全く別の物ですので、それぞれ決められたルールを守り安全運転を心がけましょう。