不真面目なダメリーマンの弾丸旅行計画

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サッカー日本代表ロシアワールドカップを振り返ってみる

こんにちは、昨日の日本時間早朝に行われたロシアワールドカップ決勝トーナメント日本VSベルギー戦では、日本中が熱狂と悔しさが入り混じる結果となり、惜しくも敗退という結果に終わりました。

キックオフが朝の3時からという事で、メキシコVSブラジル戦を観ないで日本戦に備えて仮眠を取る方や、もしくはどちらの試合もガッツリ観戦された方も中にはいらっしゃるかと思います。

惜しくもベルギーに敗れてしまった我等の日本代表のロシアワールドカップはこれで終ってしまった事になりますが、まだ決勝まで一週間以上ございますのでサッカー好きはまだまだ楽しめますね。ただ私ダメリーマンは日本代表の敗退により、少々意気消沈してしまっておりますので、日本代表が出ていない残りの試合を観れるのか?というと、個人的には多分難しいかと思います。

この悔しさは時間が経てば我々のようなサポーターは徐々に薄まってくるとは思いますが、選手の気持ちを考えた時は胸が詰まる思いでございます。そして4年後のカタールワールドカップに向けて早速来年から予選も始まりますので、気持ちを切り替えてワールドカップ予選に挑まなければなりません。

昨今、アジア地区のレベルが軒並み上がってきており、特にタイ代表は後のライバルに成りうる国だと思いますので、今後も予選大会から熾烈なワールドカップ出場権争いが激化する事も予測されます。なのでしっかり予選を勝ち抜いて本戦で結果が出せる強い日本代表が観れる事を期待したいと思っております。

前置きがだいぶ長くなりましたが、今回はロシアワールドカップ2018を振り返ってみたいと思います。

ロシアワールドカップアジア予選

今回の大会はアジア予選が始まる前から色々と暗雲が立ち込めており、アギーレ監督の八百長疑惑により監督の契約解除というとんでもない出来事から始まっております。

変わりに就任したの前監督でもありましたハリルホジッチ監督でアジア2次予選を7勝1分で1位通過し最終予選に挑んだわけですが、初戦で敗戦をしてしまい「初戦敗退のジンクス」と騒がれ始めました。最終予選の初戦を敗退した大会ではワールドカップ本戦出場にするのは恐らく無理とまで言われておりましたが、本田選手がコメントしていた通り「歴史を変えれば良いだけ」という言葉が実現した事は非常に喜ばしい事でもございました。

2018年ロシアワールドカップ進出を決めた後、テストマッチを繰り返すもワールドカップイヤーに入った2018年の成績は不振続きで、更に前監督ハリルホジッチ前監督が電撃解任されるなど理解に苦しむ展開ともなり、ワールドカップそのものに対して熱が冷めた方も多かったのではないでしょうか。

そんな私も多少なりともワールドカップ熱は冷めてしまった事は事実です。

新生西野ジャパンの誕生

ワールドカップ開幕まで二ヶ月の段階でハリルホジッチ前監督が解任され、新生西野ジャパンが誕生致しました。これには正直不安しか感じる事が出来なく、ロシアワールドカップは終わったと思える程の衝撃でした。

それでも日本代表が好きだし応援もしたいし、個人的に西野監督は好きだしJリーグ時代から良く見ていた事もあり、好きな監督の一人でもありましたので、残り二ヶ月でどこまでチームを作って行くものか非常に興味深いところもありました。

西野監督が就任してからの最初のテストマッチのガーナ戦では得点を取る事が出来ずに負けてしまい、続くスイス戦でも0-2で敗戦するなど全く持って期待が持てないまま、最後のテストマッチに突入するのですが最後の対戦相手は2010年の決勝トーナメントのPK戦で敗れたパラグアイと対戦し4-2で勝利する事ができ、西野ジャパンの初めての勝利となりました。たかが一勝されど一勝、あまり期待が持てなかった西野ジャパンに少し光が見えてきた時期でもあり、良い形でワールドカップ本戦を迎えられたと思います。

ロシアワールドカップ本戦グループリーグ

西野体制となってからあっという間に本戦を迎えた日本代表ですが、初戦のコロンビア戦は予想を覆す2-1で勝利を収め、一気に日本国民を虜にした日本代表選手達は続くセネガル戦でも1点を追う展開を2度も追いつく事ができ、2-2の引き分けで終える事が出来ました。誰がこのような展開を予測していただろうか?殆どのメディアやサポーターもグループリーグ突破は難しいと予想していたと思います。私もその一人でございました。

そしてグループリーグ最終節のポーランド戦を残し俄然有利な展開の日本代表でしたが、ポーランドに先制点を許してしまい非常に難しい状態の中、コロンビアVSセネガルの戦況を見ながら時間稼ぎをして、様々な批判を浴びながらも決勝トーナメントに駒を進める事が出来ました。

決勝トーナメント:ベルギー戦

そして記憶にも新しい決勝トーナメントベルギー戦。前半は0-0で折り返すも後半直後に原口選手と乾選手のミドル弾により一気2点リードの展開となり、これはまさかのジャイアントキリング炸裂で、しかも日本の歴史が変わる瞬間かもしれないという夢がどんどん膨らむ展開となりました。

ただ冷静に考えれば世界ランク3位のベルギーがこのまま終わらせてくれるわけもなく、監督の采配が見事に的中してしまい日本は最後の最後アディショナルタイムで逆転を許してしまうという、ボー然としてしまう結果でロシアワールドカップを去る事となりました。

まとめ

ほんの二ヶ月前にこの日本代表の結果を予測出来ていた人は殆どいなかったのではないでしょうか。そもそもサッカーは何が起こるか分からないスポーツでもございますので、どんな試合でも中々予想するのは難しいですよね。

ただ今回は非常に多くの称賛の声が上がっており、負けはしたものの日本中はサッカーの話題で沸いておりワールドカップの効果って国全体も元気になるんだな、って思った次第でございます。

今回の結果は誇れるものだとは思いますが、ここまでくる4年間のプロセスから考えると決して良かったと言える部分というのは少なかったと思います。特に監督交代が多かった4年間ですので、この辺りは人選する上でもっと慎重に行うべきだと素人目で見て思います。結果も当然大事なのですが、そこまでのプロセスが上手く行ってないと結局はまた振り出しに戻る4年間になりかねないと危惧してしまいます。

そして負けたその日から新たな4年間が始まっております。2022年もワールドカップで活躍する日本代表を観る為に応援して行きたいと思います。

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