不真面目なダメリーマンの弾丸旅行計画

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ドラマ「陸王」で注目されるフォアフット走法

こんにちは、つい先日まで過去にアップした記事のアクセスが急激に伸びていた時期があり、特に気にする事もなく過ごしていたダメリーマンでしたが、偶々この秋から始まりましたテレビドラマ「陸王」の録画を見始めた所、急激にアクセスが上がった原因が判明致しました。

そのアクセスが急激に伸びた記事はこちらです。

www.danganensei.com

 「陸王」というドラマは簡単に説明すると、長年足袋を生産から販売まで行っている会社がマラソンシューズの開発に乗り出すという内容です。今の時代足袋だけでは経営も厳しく新しい物を開発して販売する事で会社を立て直して行こうと熱い職人魂が見れるドラマです。

今回は今一度フォアフットシューズについて軽く記事にしてみたいと思います。

現代のマラソンシューズ

「陸王」を視聴されている方はご存知だと思いますが、現代のスニーカーは踵の底が厚く、踵から着地(ヒールストライク)するような構造となっており人間本来の走り方とは異なります。

昔の人間は靴などはなく常に裸足で生活をしておりましたので、裸足で走ったり歩いたりするのが当然で昔の人類は皆フォアフット所謂つま先から着地をする習慣でした。時代が進むにつれ靴が開発され、シューズを履くのが当たり前の生活となり、人間は徐々につま先着地から踵着地へと変化して行きます。

特段普通に生活する分にはつま先からだろうが踵からだろうが大した影響はございませんが、走るとなると自分の体重の5倍の負担が膝に掛かると言われております。そこで踵着地のフォームでオーバーワーク気味なトレーニングをしていると当然膝以外にも影響が出てきて怪我の原因にもなります。

筋力トレーニングである程度負担はカバー出来ますが、少しでも怪我のリスクを減らす為にここ7年前ぐらいからフォアフットシューズが注目されてきました。

フォアフットシューズ

通常のシューズと比べてソール部分が薄く軽量に設計されております。フォアフットシューズでも幾つか種類があり、今まで踵着地で慣れてしまった方が矯正用に使用するタイプから1年かけて矯正していくシューズ、既にフォアフット走行を身に着けているランナー用と多種多様なラインナップが用意されております。

初めてフォアフットシューズを使用する方は、いきなり履いて走り出すと怪我の原因にもなりますのでまずは散歩から始めて、徐々に芝生などの柔らかい所で走り始めるのが良いかと思います。アスファルトからの衝撃が直で伝わりますのでヒールストライクの状態でフォアフットシューズを履くのはかなり危険だと思います。

フォアフットのメリット

まず踵着地に比べてつま先からの着地の方が地面から受ける衝撃が最小限に留められる為、怪我のリスクを減らしてくれます。また長距離ランナーでは疲労度が軽減されるなど様々な効果が期待出来ます。

世界選手権やオリンピックなどではケニア人選手が殆ど表彰台を独占する光景を見ると思いますが、ケニア人選手はみなフォアフット走行なのです。彼らは生まれた時から裸足の生活になれており、子供の頃からフォアフット走行が身についておりますので態々矯正するまでもなく、天然フォアフットなのです。

1位でフィニッシュしても更に走り続けられるという強靭的な肉体もフォアフット走法による影響は大きくあると言われております。

まとめ

今回「陸王」が放送開始されアクセス急増に大変有り難く思っております。今ではアクセス数も落ち着いておりますが、テレビドラマの影響によりフォアフットシューズが更に注目度が上がるものと思います。

私はフォアフットシューズを使い始めて5年ぐらい経ちますが、ここ最近では怪我をする事が確実に減りました。今年の4月には自分の不注意で怪我をしてしまいましたが、マラソン大会や練習の影響で怪我する事はなく続けられる事が出来ております。

今後もフォアフットシューズを使いながらマラソンの練習を続けて行きたいと思います。

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