こんにちは、海外に渡航した際にその国のプロサッカーリーグの試合が開催されていれば必ず観戦しに行くダメリーマンです。渡航の目的がサッカー観戦ではないので、毎回観戦出来るとは限りませんが、今の所コンスタントに観る事が出来ております。
今まで偶々観戦する事の出来たリーグは、シンガポールプレミアリーグ、香港プレミアリーグ、メトフォンCリーグの3つのリーグのみで、海外サッカー観戦の経験値としては、まだまだひよっこレベルでございます。
そして先日のプノンペン渡航の際に、カンボジアのプロサッカーリーグ「メトフォンCリーグ」の試合が開催されておりましたので、観に行く事にしました。
今回はその時の様子とアクセス方法などについて纏めてみたいと思いますので参考にしてみて下さい。
メトフォンCリーグ
2019年のカンボジア国内サッカーのトップリーグでもあるメトフォンCリーグは14クラブで構成されております。
殆どのクラブが首都プノンペンを本拠地としている為、週末プノンペンにいれば比較的高頻度でサッカーを観戦する出来ます。
シーズンは秋ごろまで行っており、リーグ以外にもフン・セン・カップというカップ戦も開催されておりますので、意外にもカンボジア国内ではサッカー文化が少しずつ根付いてきております。
有名な話でカンボジア代表監督にあの本田圭佑さんが現役選手でありながら監督に就任するなど話題にもなりました。カンボジア代表のFIFAランクは現在169位で年々少しずつですが順位を上げてきておりアジアでも頭角を現してきております。
近年東南アジア地域でもサッカー人気が過熱してきており、それに伴いタイやベトナムからもAFCチャンピオンズリーグに出場するクラブが増えてきました。
これから益々アジア地域でのサッカー熱は各国共に凌ぎを削りながら成長していく地域だと思いますので、今後アジアワールドカップ予選に関しましても激戦が予想されます。
EDC VS プノンペン・クラウンFC
今回私が観戦した試合は、「EDC VS プノンペン・クラウンFC」でどちらもプノンペンに拠点を置くクラブとなります。スタジアムはEDC側のホームグラウンドでもあるEDCスタジアムで開催されました。
EDCは略で正確には、「エレクトリック・デュ・カンボッジFC」と長いクラブ名となっております。
開催日時は2019年6月15日(土)15:30キックオフで、東南アジアの暑い地域にも関わらず炎天下の中試合を行うわけですから非常にタフな試合になる事が予測出来ます。
それでも向こうの選手は暑さに慣れているのか前半からガンガン走りますので、正直圧巻でしたね。(笑)そして後半もそれほどパフォーマンスが落ちる事なく、飲水タイムすら設けておりませんでしたので選手自体がタフなんでしょうね。あの気温と湿度であれだけ走れるのであれば、日本でも通用しそうな気がします。
サッカーのレベルは想像していたよりも上回っており、率直な感想は上手い選手が多いです。中には外国籍の選手もいますがカンボジアの選手も良いプレイが随所に見る事が出来ました。
そしてプノンペン・クラウンFCには日本人選手も在籍しており、この春からJ3福島ユナイテッドFCから移籍した三橋秀平選手がスタメンに名を連ねておりました。後半途中交代でピッチを後にしましたが、試合中は一際目立つプレイも多く日本人らしいプレイスタイルは直ぐに分かりました。
試合結果は0-5でアウェイのプノンペン・クラウンFCが圧勝となりましたが、ゲーム全体を見てもここまで点差が開く程のレベルの差は感じませんでした。
EDCスタジアムまでのアクセス方法
EDCスタジアムはプノンペンの中心部から北側の方にあり、徒歩で行くには少し離れております。セントラルマーケットより北へ約3km行った場所になります。
中心部からであればトゥクトゥクで移動するのが一番手っ取り早いと思います。料金は距離で考えても3~4USDぐらいではないかと思います。交渉次第では2USDぐらいで行けるかも?実際自分はトゥクトゥクを利用していない為、料金はあくまでも予想ですのでご了承下さい。
ちなみに私の移動方法は走っても良かったのですが、プンペン市内は交通量も多く交通ルールがカオスなので轢かれる危険性もある事から、01番の路線バスを利用しました。路線バスの乗り方は下記の記事でも紹介しておりますので参考にしてみて下さい。
路線バスは1回1500リエル(日本円で約40円)で乗車出来るのでコスパは最高です。ただEDCスタジアム近辺にはバス停がない為、バスを降りてから約8分歩きますがそんな遠い感じはしませんでした。
降車するバス停はトレン・サップ川を渡るチョロイチャンバー橋の手前のバス停で降りました。ここから向こう側の道路に渡るのには交通量が多くて苦労しましたが慣れればなんて事はないと思います。
スタジアムの入り口は微妙な感じですが、入り口で係の人が「フットボール?こっちだよ」と教えてくれたので入りやすかったです。メインの入り口はそのまま素通りで50m先に進むと一応ロープで仕切られている場所がありここがチケット売り場と入場口になります。
何とも適当な感じですが、チケットを購入しないと当然中には入れません。チケットの料金は5000リエルでしたので日本円で約150円ぐらいでしょうか。安いです。(笑)
スタジアムは至って寂しく日本でいうと高校生や大学生が試合を行う規模ぐらいだと思って頂ければと思います。観戦エリアも簡易的な感じで座席数も詰めて100人ちょっとぐらいでしょうか?その為グランドと近いのでサッカーの臨場感は味わう事が出来ます。
ボールパーソンは一応おりますが人数が少ない為サポーター近辺に転がってきたボールはサポーターが投げたりしてました。(笑)
ちなみに隣接するカンボジア王国軍競技場、通称アーミースタジアムはもう少し立派なスタジアムになります。
この日はアーミースタジアムでも18時から別の試合も開催しておりましたが、私は翌朝が早い為1試合のみで帰る事にしました。本当は観戦したかったんですけどね。
まとめ
やっぱり異国の地でその国のサッカーを観戦出来るって良いですよね。自分はサッカー観戦を目的とした渡航は川崎フロンターレ戦か日本代表戦しか考えておりません。
偶々試合が開催されていれば行こうというスタンスなので、タイミング次第なところはあります。
去年ロンドンに行った際は代表戦ウィークだった事もあり試合開催がなかったので残念ではありましたが、今後も渡航する際は必ずその国のサッカーリーグを調べて観戦出来るものに関しては必ず行きたいと思います。