こんにちは、先週の土曜日から二日間バンコク遠征に行っていたダメリーマンです。土曜日の朝出発して日曜に夜戻ってくるという、このブログのテーマでもある純粋な弾丸遠征でございます。
今回はバンコクマラソン2017に参加する為だけの遠征でしたので旅行という感覚もなく国内マラソン遠征と差ほど変わらない感じの渡航でした。実はこの大会は去年プミポン国王の崩御により開催が延期となり、延期先の日程で参加出来ないランナーは今年のエントリー権を2016年から2017年に変更出来る対策を取ってくださり、私は2017年の大会に変更手続きをさせて頂きました。
よって去年出場しようと思っていた大会を完走するのに一年越しの期間がかかった事になります。
今回はそんなバンコクマラソン2017の完走記を綴ってみたいと思います。
バンコクマラソン2017
嘗ての大会はスタンダードチャータードバンクがスポンサーを務めておりましたが、去年の大会よりスポンサーの名前が外れております。
スタンダードチャータードとは銀行の名前でスポンサードを務める関係上、大会名に名前が入っておりますが、今年の大会はスタンダードチャータードの文字は何処にも見る事が出来ませんでした。
この銀行の本拠地はロンドンにありますが、基本はアジア太平洋地域の顧客が殆ど占めており活動はアジア地域がメインとなっております。
かつて日本にも在日支店として赤坂見附にある山王パークターワーに支店がございましたが今で営業はしておりません。筆頭株主がシンガポールのファンドですのでアジア地域に強い事が分かります。
またサッカープレミアリーグでもリバプールFCのスポンサーを務めるなど世界的にも有名な銀行でございます。
と、スポンサーでない銀行の説明はこの辺にしときまして幾つか情報を纏めて見たいと思います。
大会日時は2017年11月19日(日)に開催され毎年11月の三週目の日曜に開催されております。カテゴリーは全部で3つに分かれてます。
レースカテゴリー
カテゴリーは、フルマラソン・ハーフマラソン・10kmミニマラソンに分かれております。
スタート時間はそれぞれ別の時間帯となっており、フルマラソンは深夜2時・ハーフマラソンは早朝4時・10kmミニマラソンは5時30分に設定されております。
深夜から早朝にかけて行う理由として日中は暑さが厳しくマラソンを開催するには相応しくなき気温の為、夜の暗い時間帯にスタート致します。
それでも深夜スタートなのにも関わらず、かなりの暑さでしたので走るランナーにとっては過酷な条件の中でのレースとなります。
コース設定とスタート地点までのアクセス
コースは至ってシンプルなコース設定で80パーセントぐらいが高速道路上を走ります。なので景色を楽しむことは皆無でひたすら長い高速道を真っすぐ走るイメージです。
オレンジの街灯が遠くまで続く風景を見ながら走っていると心が折れかける事が何度かございました。高低差はそこまで酷くはございませんが、高速道路の入口と出口箇所はアップダウンがございます。折り返し地点はハーフ21km地点の一カ所です。
スタート・フィニッシュ地点は同じ場所のピサヌロークロードとなりバンコク中心部からやや離れており近くに最寄りの鉄道駅もございませんのでアクセスに難アリです。
また深夜・早朝スタートですので路線バスも営業時間外でございますので、タクシー・トゥクトゥクなどで移動する事になります。
私の場合は元々一番近いであろうBTS鉄道の駅からウォーミングアップがてら歩こうと思っていましたから特にタクシーなどを使う事なくスタート地点に向かいました。
BTSのRatchathewi駅(ラチャテウィ駅)よりペッチャブリロードからピサヌロークロードに出ます。凡そ距離にして2.8kmでゆっくり歩いで約30分でした。ランナーであれば2.8kmなんて全然近い距離ですので問題ないとは思いますが、深夜の移動となりますので女性一人の移動はお勧め出来ません。また地理に不安がある方や治安に不安のある方はタクシーなどを利用して移動した方が良いかと思います。
自身の記録
今回は三月以来久しぶりの東南アジア圏での大会でもありましたので暑さには少々不安はございました。ましてや今の時期日本は寒気が入ってきており寒い日が続いていた事もあり温度変化は身体に堪えますね。
それでも走り出して10km程で何となくですが環境に慣れてきた感じもあり決まったペースで走る事が出来ました。深夜でも暑さは変わらなく暑いままで2kmおきに設置してある給水所では全て水なりスポーツドリンクを頂きました。飲んだり身体に掛けたりで汗なのか水なのか分からないぐらい、びしょびしょの状態でした。
流石に30kmを過ぎた頃には前半で頑張れていたパワーは残っていなく徐々にペースダウンしてきました。凡そキロ5分30秒ぐらいでしょうか、かなりペースを落としております。元々記録は狙っておりませんでしたのでペースを落とすのは差ほど難しくなく、何なりと本能的に落とせました。多分無理すると熱中症などになる可能性も踏まえた上で身体が反応してくれたのだと思います。
何とか最後まで走り切る事が出来ましたが記録は3時間40分なんちゃら秒となり10月末の水戸黄門漫遊マラソンのタイムと比べると25分程遅れている事になります。この暑さだけで25分落ちるとかちょっと尋常ではないですよね。
今回の大会は暑さに苦労させられた大会でしたが、とても良い経験が出来たと思います。クアラルンプールマラソンにしろシンガポールマラソンにしても確かに暑いのですが、この二つの大会に比べると圧倒的に暑かったバンコクマラソン。今後参加するかは未定です。
まとめ
今回は連戦の中での二戦目にあたるバンコクマラソン。先週はいわい将門ハーフマラソンを走ってからのフルマラソンでしたが体力的には回復しており、先週の疲れは感じませんでした。
ただ今後、来週・再来週とバンコクマラソン含めフルマラソン三連チャンとなりますので怪我だけには注意をして確りリカバリーを行いながら各大会に挑んで行きたいと思います。