スタンダードチャータード香港マラソン
昨日は「フルハーフル」の最後のフルマラソン、香港マラソンに参加してきました。早いもので一月末より三週連続の連戦期間も昨日の大会で終わりました。勝田マラソンから始まり守谷ハーフマラソン→香港マラソンと一気に駆け抜けて来ました。そんな三連戦の最後の大会香港マラソンのレポートを今後参加される方に少しでも参考になるような情報とレポートを綴って行きたいと思います。
フライト
以前も紹介しましたフライトです。今回は近場の香港という事もあり、土曜日発の日曜日着でスケジュールを組みました。エクストリーム感には欠けてしまい申し訳ございませんが、たまには健康的なフライトも良いものです。(笑)香港マラソンは有給取得しなくても土日のお休みで参加出来てしまいます。ご参考までに以下フライトスケジュールと香港マラソンについて書いた記事です。
・ANA
往路 2/11(土)成田ー香港 9:50発 14:05着
復路 2/12(日)香港ー成田 15:20発 20:15着
燃油サーチャージ諸費用込み ¥29,960
スタート〜15km
スタートは九龍パーク脇のネイサンロードです。最寄りのMTR駅はチムサーチョイ駅となります。フルマラソンのカテゴリーではスタート時間が分かれており、私は6時10分のスタートでした。スタート整列は特にブロック毎の区分けもなく早い者勝ちみたいな所があり、私はスタート30分前に整列しましたがそれなりに前方のスタート位置を確保する事が出来ました。スタートライン通過までに1分少々掛かりましたが全然許容範囲内です。入りの1kmは速い人遅い人の混在で全然ペースが掴めません。手元の時計でkm6分は超えてました。2km地点でも中々自分のペースが掴めずに苦労してます。km4分前半で入りたい方は早めにスタート待機列に到着する事をお勧めします。4km地点ぐらいから徐々に自分のペースで走る事が出来るようになりました。スタートから暫くは市街地を走りますが5km地点ぐらいから高速道路のコースになります。今回も8km地点でパワージェルを1つ消費してます。
15km〜30km
ずっと高速道路っぽいアップダウンの多い道を進みます。道幅が広い為、非常に走りやすいコースです。橋を渡る箇所が幾つかあり景色も楽しめました。やっぱり景色を楽しめると気持ちにも余裕が生まれます。途中トンネルに潜る箇所は若干暑さを感じる時もありましたが、トンネル以外は日が昇りだしても暑さを感じる事はありませんでした。この時期の香港は暑くもなく、かと言って寒過ぎずマラソンに適した気候でした。そんな気持ち良く走れた区間が15km〜30kmです。この辺りのラップが一番斑もなく良い感じでkm4分30秒を切るラップを刻む事が出来てます。(この区間ではパワージェル2本消費)
30km〜ゴール
まだまだ高速道路は続きます。相変わらず上ったり下ったりと緩やかなアップダウンは続きます。どちらも急ではないので意識しなければ人によっては坂に感じないかもしれませんが、距離もこのぐらいまでくると意外と身体は堪えるものです。遠くを見ながら走ると、長い上り坂が永遠に見えますので出来る限り見ないで前を走るランナーの背中を見ながら走ると気持ち的にも楽かもしれません。この辺りで30km壁なる物が立ちはだかる予定でしたが、この日は調子が良く36kmまではkm4分10秒で走るネガティヴスプリット状態でした。まあこのまま最後まで行けるわけでもなく調子に乗れる区間もそんなに長続きはしなく37km以降はkm4分40秒までラップが落ちてます。最後残り5kmのアップダウンは心が折れかけます。それでも徐々にゴールが近づいているのと同時に応援してくれる方々の声援も一際大きくなります。日本語で「頑張って!」と声援してくる現地の方や日本人の方々、「加油!加油!」と沢山の応援を頂きました。ゴール手前ラストスパート掛けてた時にガチで声援してくれた香港の方のお陰様で更にスピードを上げる事も出来ました。結果自己ベスト更新までとはいきませんでしたが海外遠征の大会の中でシドニーマラソンを上回るグロスで3時間12分23秒を記録しました。
(この区間ではパワージェル1本消費)
豊富なエイドステーション
コース上では比較的多くのエイドステーションが用意してあり、一度取り損ねてもリカバリー出来る間隔で設置されてます。水・スポーツドリンク・スポンジは各エイドで補給する事が出来、バナナなどの給食も全てのエイドではないですが用意されてました。私自身給食のエイドは利用してませんが、比較的多くの食材を見かけました。
まとめ
香港は暑いイメージがありましたがこの時期は肌寒いぐらいの気温で日中も20度を超える事はなく最低気温も11度ぐらいでとても走りやすい気候でした。フライトスケジュールを見て頂ければ分かりますが、本当に休日二日間で香港マラソン走れてしまいます。日本との時差もマイナス1時間でフライト時間も4時間から5時間で移動出来ますので、調整もし易いですし体力的にも精神的にも非常に楽な大会だと思います。今回、香港マラソンを走ってみて国際陸上競技連盟のゴールドラベルを獲得するだけの事もあり、運営面からホスピタリティまで完璧な大会だったと思います。これはリピートありな大会の一つですね。