不真面目なダメリーマンの弾丸旅行計画

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川崎フロンターレAFCから執行猶予付きの処分が決まる

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こんにちは、昨日でゴールデンウィークが終了したダメリーマンです。そもそも大型連休中は移動を全くしない人なので、この過ごし方が性に合っているのではないかと思います。日頃の疲れを取る為に睡眠時間を9時間取ったり、アマゾンプライムで映画を楽しんでいる日々でございました。寝すぎたのかお陰様で腰が痛いですね。

そんな連休中を過ごしている中、ニュースが入ってきました。先月4月25日に開催されておりましたアジアチャンピオンズリーグで水原との揉め事に対する処分がAFCより通達がありました。

事の発端

当日試合開始前に川崎フロンターレサポーターの男性二名が「旭日旗」を掲示した事が今回の火種となりました。当日はダメリーマンも含めセンター付近で応援しているサポーターから随分離れたサイド側の方で掲示されていた為、我々は事の発端を理解するまで、何も知らない状態で水原サポーターがアウェイ席に雪崩れ込んで来て一触即発までの事態になる危険な状態でした。その場はセキュリティが対応してくれた事もあり最悪の事態は避ける事は出来ましたが、出口は水原サポーターに封鎖されており川崎サポーターは暫く監禁状態になったそうです。私は少し騒ぎが落ちついた時にしれっとスタジアムを出る事が出来たので監禁状態になる事はありませんでしたが、タイミングが悪かったら水原サポーターの餌食となっておりました。そもそもスタジアムを出た瞬間、周りからヤバい視線を感じていたので、持前のスピードでそそくさ退散する事に成功しております。

AFCからの処分の内容

一昨日各紙ニュースなどで先日の騒動の処分が発表されました。川崎側は「旭日旗」に対して差別的・政治的意味合いはないものとしてAFCに働きかけをしていたものの、こちら側の主張が通る事なく、今回の処分が下りました。

「旭日旗は差別メッセージに当たるものとして、川崎フロンターレに対して一年間の執行猶予付きのAFC主催の1試合を無観客試合にすると共に罰金1万5000ドルの処分」が言い渡されました。

川崎フロンターレサイドはこの結果に対してAFCに異議申し立てをする方向で動いており、今後AFCがどのような対応をするのか気になるところでもあります。

水原サイドにはお咎めなし

試合終了後に通常入って来られないアウェイゾーンに水原サポーターが雪崩れ込んできた時点で、主催者である水原のセキュリティに関する部分で非常に大きな問題だと思います。特に国際大会の試合でもありますので、先の中国・広州恒大戦でのセキュリティレベルと比べると、かなりずさんな対応だったのが分かります。罵声を浴びせながらタオルマフラーを引っ張られたり、体当たりしてきたりと非常に危険な状態で、フードやマスク、サングラスなどをして素性を隠して乗り込んできたわけですから、確信犯でやるつもりだったのでしょう。これは「旭日旗」が出てたからアウェイゾーンに乗り込んできても良いという事ではないと思います。このような危険な状態に晒しておいて、水原に何も処分が下らないのは、疑問の残る裁定だと思いました。

そもそも想定範囲内 

あーだこーだ言っても今回の処分内容は想定範囲内でした。川崎に処分が下り、水原は処分なし。

過去にも日本に対して様々な挑発行為をサッカーの場で行われてきておりますが、今まで一度もお咎めされておりませんので、通常運転という事ですね。

まとめ

今回の処分に関しまして、最悪のケースは避けられたのではないかと思います。規定上だと2試合無観客試合の可能性もありました。また執行猶予付きという事で、ひとまずクラブ運営に大きなダメージを負う事はありませんが、今後このような問題が起きないよう再発防止に努めなければなりません。ただ今回の処分の結果が正当化されるようであれば、今後サッカー界に限らず様々なスポーツイベント場で問題になりますので、今年開催されておりましたワールドベースボールクラシックなど大きな世界大会でも禁止事項として盛り込まないと、非難を受ける形となりますので今後の結果次第では各団体でガイドラインを修正して行く必要があるかもしれません。

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